予防歯科とは


予防歯科とは、虫歯や歯周病といった口腔内疾患を未然に防ぐための治療法です。具体的には、定期的な健診やクリーニング、そして正しい歯磨きの指導などを通じて、口腔内環境を良好に保つことを目指します。これらの治療は、患者様一人ひとりのライフスタイルや口腔内の状態に合わせて個別にプランを作成し、進行します。

当院の予防歯科治療


私たちの歯科医院では、予防歯科を大切にしています。なぜなら、予防歯科は患者様が日々快適に過ごすための大切なステップであると考えているからです。また、予防歯科は長期的な視点から見ても、口腔内の健康を維持するための最も効率的な方法です。虫歯や歯周病は一度進行すると、治療に時間と費用がかかります。それに比べ、予防歯科による定期的なメンテナンスは、大きなトラブルを避けるための小さな投資と言えます。


今回は、予防歯科についての重要性や、当院で行っている診療メニュー、そして予防歯科の定期健診の流れについて詳しくご説明します。健康な口元を保つための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

予防歯科の重要性


まず、予防歯科の重要性について説明します。人間の口腔内には数百種類もの細菌が生息しています。これらの細菌が食べカスなどを餌にして増殖し、歯の表面に付着すると、そこが虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。しかし、日々の正しい歯磨きと定期的な歯科健診により、これらの疾患は防ぐことが可能です。


予防歯科の重要性は、まさにここにあります。それは、虫歯や歯周病などの口腔内疾患は、進行するととても痛みを伴い、さらには重篤な病状につながる可能性があるからです。たとえば、虫歯が進行し、神経まで達すると、治療はより複雑で痛みを伴うものとなります。また、歯周病は、進行すると歯を支える骨まで影響を及ぼし、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうこともあります。


これらの問題を未然に防ぐためには、毎日の正しいブラッシングと、定期的な歯科健診が必要となります。これが予防歯科の基本であり、その重要性と言えます。

当院の診療メニュー


私たちが提供する予防歯科診療メニューは、歯の健康を維持し、口腔疾患の発生を予防するためのものです。それぞれの患者さまの口腔状況に適した予防策を一緒に考え、実行に移していきます。

歯石除去・PMTC

歯石は、放置すると歯周病の原因となります。そこで当院では、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という専門的な歯の清掃法を取り入れています。これは歯科専門家が歯科器具を使用してプラークと歯石を丁寧に除去する方法です。これにより、歯や歯周組織を守ることが可能になります。また、PMTCでは患者さま一人ひとりの口腔内の状態に合わせた清掃方法を選び、その適切な実施方法をご指導します。

歯垢除去

フッ素塗布

当院の予防歯科診療メニューのもう一つが、フッ素塗布です。フッ素は、歯の表面を強化し、酸による歯の溶解を防ぐ働きがあります。特に、お子さまの乳歯や永久歯が生え始めの時期にフッ素塗布を行うことで、虫歯の予防効果が高まります。また、大人でも歯ぎしりや口呼吸などで歯が剥がれやすい方、虫歯が進行しやすい方に対しても、フッ素塗布は有効な方法となります。このように、当院ではフッ素塗布を行うことで、患者さまの口腔内環境を整え、虫歯の予防に努めています。


PMTCの流れについて

当院のPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は専門的な器具を使用し、患者様一人ひとりの口腔内状態に合わせたケアを提供します。


まず、口腔内を丁寧にチェックし、歯石やプラークが溜まっている部位を特定します。次に、専門的な機器を用いてそれらを優しくかつ効果的に取り除きます。この段階では、歯や歯肉を傷つけないように最大の注意を払います。歯石除去後、歯面を磨くことで、さらなるプラークの付着を防ぎます。


最後に、患者様の口腔内状態に合わせて、最適なホームケア方法をアドバイスします。これには、正しいブラッシング方法やフロッシング、または特定のケア用品の使用が含まれます。


当院のPMTCは、予防歯科の中心的な役割を果たし、患者様が日常的に実践する自宅でのケアと組み合わせることで、最良の口腔健康を維持するサポートをします。これらの定期的なケアは、虫歯や歯周病などの発症を予防するために不可欠です。


歯のクリーニング

予防歯科の定期健診の流れ


予防歯科の重要な要素の一つが定期健診です。定期的に口腔内のチェックを行うことで、初期の虫歯や歯周病を早期に発見し、治療を行うことができます。以下に、当院で行う定期健診の流れをご説明します。

検査をする歯科衛生士

お口の中を診断

まずはじめに、歯科医師が患者さまの口腔内全体を確認します。ここでは虫歯の有無や歯周病の進行状況、口腔内の洗浄状態等を確認します。また、必要に応じてレントゲン撮影を行い、目視では確認しにくい歯間や歯根部分の状態を詳しく調べます。

歯のクリーニング

クリーニング

診断後は、歯科衛生士が専用の器具を使って歯石を取り除きます。また、歯の表面のヤニや色素汚れもクリーニングします。これにより、口腔内環境が清潔に保たれ、新たな歯石やプラークの付着を防ぎます。

ブラッシング指導している歯科衛生士

ブラッシング指導

最後に、患者さまが日々の生活で正しいブラッシングができるように、ブラッシング指導を行います。ここでは、患者さまのブラッシングの仕方を見させていただいた後、必要に応じて改善点をアドバイスします。これにより、患者さま自身で口腔内環境を保つための方法を身につけていただくことができます。